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鈴木莉紗さん

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9年間の成長

2018年12月27日大会/イベント

先日、「クリスマスチャリティーマラソン」という大会に招待選手として参加してきました。

画像2 皇居3周(15km)を56分14秒で完走!
平均3分45秒/kmペースなので、アップダウンのあるコースを考慮すると良い走りができたかと。

画像3 走る前には、もちろんカリフォルニア·レーズン♪

画像4 今回もエネルギーが枯渇せず、最後までしっかりと粘れました。

この大会は私にとって特別な思い入れがあります。
なぜなら9年前、人生で初めて出場したレースだから。

当時は5kmの部を23分で走り、ギリギリ6位に入賞しました。
最後は1人の女性とデッドヒートを繰り広げて競り負けてしまい、猛烈に悔しい思いをしたことは今でも鮮明に覚えています。

この時、生まれて初めて「自分は負けず嫌いなんだ」と自覚しました。
それまで、どちらかというと私は引っ込み思案な性格。
誰かを蹴落としてまで一番になりたいだなんて、とんでもない!という感じだったのです。

でも、走り始めて3ヶ月で入賞できたことによって
「ランニングなら、努力すれば私でもある程度の水準までいけるかもしれない」
と自信を持つことができたのでした。

体力作りやダイエットのために走っていたのが、このことをキッカケに競技志向へと転向。

しかし、当初は「1周(5km)でも大変なのに、3周するなんて信じられない!」、「15kmの部に出場している方々が本当にすごすぎる」…と思っていました。

また、その時にはフルマラソンを走るだなんて考えは毛頭なく…
「人生には楽しいことが山ほどあるのに、なぜわざわざお金と時間を犠牲にしてあんなに苦しい思いをするのだろう」と、マラソンランナーの気持ちを全く理解できませんでした。

しかし、クリスマスチャリティーマラソンでの負けを、どうしてもリベンジしたくて1年間猛特訓の末、翌年には19分13秒で優勝しました。
全力でこのタイムでしたが、今年は最初の5kmを18分37秒で通過。
自分の走力向上を実感することができました。

コツコツと練習をし、走り始めて間もない頃には1kmも走れなかったペースでフルマラソンを完走できるようにもなりました。

画像5 あんなに長いと感じていた15kmも、今では短い距離だなぁと思えるように。

こんな風になれるだなんて、9年前は全く想像できていませんでした。

走歴が浅いうちは記録がドンドン伸びるので、最初はそれが楽しくて仕方がありません。
きっとこれはランニングをしている方なら、ほとんどの方が共感してくれることかと思います。

しかし、走歴が長くなりレベルが上がれば上がるほど記録が停滞したり、自己ベストが出ることは当たり前でなくなってきます。

私は約2年10カ月前に燃え尽き症候群になり、マラソンから気持ちが離れてしまいました。
「応援してもらっているから恩返ししなきゃ」
「記録を出して認めてもらいたい」
「出るからには市民レースでは絶対優勝しなきゃ」
このような想いや願いにがんじがらめになってしまい、走る楽しさをすっかり忘れてしまいました。

心と身体はリンクしているので、悪循環でドンドン記録は悪くなります。

走れなくなって、なかば義務感でやってしまいました。
でも、イヤになった時期があったからこそ「自分にとって走ることの本質」を見つめ直すことができたとも言えます。

今は目標レースに向かって練習の戦略を立て、日々遂行していく過程が非常におもしろいです。
練習はいつも完璧にはできません。
気象条件、体調、疲労度合い、時期によって変わります。
良かったとき、ダメだったとき、どちらも要因や原因を分析し次に生かす。

こういった積み重ねに、やりがいを感じます。

考え方や取り組み方を変えたところ、最近はようやく今までで一番走れるようになってきました。
伸び悩む時期があったおかげで、マラソンに一番必要な精神力を鍛えることができ感謝しています。
一度心が離れてから、走れるようになってきたと感じることができるまで、長い年月を要してしまいました。
いかにこのスポーツが「継続こそ力なり」なものかが分かります。
心が離れていたときも、加圧トレーニングは週1回、欠かさずやっていました。
このおかげで大きなケガもせず、心が回復したときの練習を大きく後押ししてくれています。
どんなときでもフィジカルトレーニングを怠らなくて本当に良かった!

マラソンは気象条件にかなり左右されます。
確約はできませんが、来年の東京マラソンは過去最高の走りができる自信が徐々についてきたので、レースが今から待ち遠しいです!
笑顔で東京駅のゴールゲートをくぐれるよう、驕らず精進し続けていきたいと思います。

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